昨日のレンタル移籍ほどの衝撃はないが、SKE48メンバーの事務所移籍も決定したらしい。現状はSKE48の1期と2期で秋元康さんが気に入っているメンバー4人のみだが、今後の動向にも注目していきたいと思う。秦さんもファンの間では勝手に移籍候補になっているんだろうけど、秋元康さんがあまり気に入っていない印象なので、直ぐには決まらないと思う。声優活動できそうなのはホリプロとグリックの2択だけど、本人の意向がわからない内に憶測で語ってもどうしょうもない。
大学生くらいまでの年齢なら事務所移籍云々で喜べるのかもしれない。ただ、彼女の場合は既に大島優子さんや秋元才加さんと同い年で、移籍よりも卒業の方が先になる気がする。21歳で合格して今一線で活躍している時点でイレギュラーだけれど、オーディションで見込んで取ったのはSKE48側である。SKE48自体もガイシコンサートを機に変わりそうだが、どうなることか。
今のAKB48人気は個人によるものが大きく、団体としてはあまり魅力的ではない。AKB48が画期的だったのは放送作家出身でもある秋元康さんによる数々の企画*1と、雑誌やTV等のマスメディアを抑えたところだと思う。他のライバルに穴を突かれるとしたら、間違いなく歌番組やライブでのパフォーマンスで、他のグループはそこに力を入れている印象がある。今のところ対抗にいるももクロも当初の和をモチーフにしたグループ*2から、アクロバティックとサブカル層*3を惹きつけるような楽曲を売りにしているし、AKBの後追いとしか思えないSUPER☆GiRLS*4にしても、生歌であることを売りにしている。AKB48自体の人気は昨年から少しずつ右下に下がっている傾向にあるので、何処かで交わるとは思う。AKB48がブレイクするのに3年以上必要としたように、グループの体力勝負になるとは思うが…。
これらの改革が吉と出るか凶と出るかは、10年後に考察してみないとわからない。10年前のモーニング娘。には今のAKB48のような勢いがあったように、歴史を繰り返すのか。女性グループアイドルは大成功した後に、永続的に継続した例*5がないので、注目したい。
