a fes雑感色々
本当はアーティスト別の感想後にきちんと書けた方が良かったんだが、今日は全体の雑感を綴る。
真っ先に会場に行って思ったのは、クロークがなかったことである。今回の場合は一般的なフェスのようなオールスタンディングではなく、座席指定*1である。実際自身の隣席ペアは椅子の下に荷物を置いていたが、置引の危険性を考えているのだろうかと疑問に感じた。この手のライブイベントではクロークがあるという先入観があったので、今後は近くのロッカーを借りるか荷物を軽くしてから行こうと決めた。もっとも、海浜幕張駅のロッカーはそんなに多くないので、直ぐ埋まってしまう*2だろうが…。
雰囲気としてはランティス祭り*3を屋内で行うと思えば、わかりやすいだろうか。屋内なので天候に左右されないという強みはあるが、自然を楽しむ雰囲気にはなれない。あの時は屋台を殆ど周らなかったが、今回は少しは周れたつもり。バドワイザーばかりを飲んでいたような気もしないでないが、アルコールが公式に出てくるというのは何気に大きい。
多くのホールライブのように、一度座ってしまったら外へ逃げにくい作りになっていなかったのも良かった。ロックフェスでは普通だろうが、アニソンイベにおいては画期的である。自身は経験ないが、隣に嫌な客がいた時に最後まで付き合う必要性は全くないし、遠くはなってしまうが後ろでも見えるのは大きい。ホールの座席指定ライブだと永遠と解決できないことなので、実際嬉しい。
セットリストに関してはアニサマやANIMAX MUSIXのようなコラボやカバーを楽しむ内容ではなく、アーティスト単独ライブのダイジェスト的な内容が中心*4だった。多くのアニソンフェスで有りがちな新曲+代表曲の合わせて2-4曲という組合わせには疑問を感じていたので、面白い試みである。よく分からないアーティストでも最低4曲あるのは、大きな宣伝だと思う。ただ、ロックフェスでの問題点で時々見かけるのに、アップテンポ曲が多いというのがある。アニソン好きにはバラード曲の方が好きな人も多いが、全アーティストを通じてバラード曲はアリプロくらいしか無かった。実際行くと楽しめるが、アゲアゲ曲ばかり聞いて疲れたのも確かだった。nano.RIPEから茅原実里さんまでずっとフードコートで見ていた原因の1つでもある。
理想はフジロックやサマソニのような複数ステージ制なんだけど、アニソンアーティストは中々スケジュールを合わせられないし、マナーの問題が大きすぎるのが問題。仮にオールスタンディングだとしたら、ステージ毎に客席入れ替えをすればいいんだろうが、それでも問題は起こる。今回のステージは1ステージのみだったので、いつかは複数ステージでのライブを見てみたい。今回のフェスで採算を取れたかは疑問*5だが、春に開催される貴重なロックフェス形式のアニソンライブなので、まずは来年の開催があることを願おう*6。