NNN ドキュメント’07「オーバードーズ若者に広がるクスリ依存」
先週のF1ハンガリーGPの後に何となく録画したドキュメント番組だ。深夜にCSのニュースチャンネルを見て、内容が気になっていたので録画した内容を見てみた。理由としては、いつもと違い60分で放送されたというのが大きい。
ニコニコ動画(RC)‐2007/08/06 ドキュメント'07 オーバードーズ 若者に広がるクスリ依存症【要会員登録】
ニコニコ動画にも配信されているが、コメント表示は非推奨。MADばかりが評価されているイメージが強い。ただ、再生数とコメントの多さを見ると、ドキュメント番組もそれなりの需要があるのかなと思えた。
番組視聴終了後、リタリンの化学式を調べてみたらwikipediaと医療系のサイトに掲載されていた。
メチルフェニデート - Wikipedia
リタリン乱用
下のサイトを元に化学式に直すと、C14H19O2N1となる模様。化学式の話は一応学科が学科だから調べてみたかっただけ。もっとも、薬学部ではないため該当の薬物を在学中の大学で合成する根拠は全く無い。
雑感
薬物依存という経験は全く無いために、その人の心情は読めない部分はある。今回のドキュメントでは覚醒剤やLSDといった薬品のように深夜の路上で違法に売られているのではなく、商品化されている薬に薬物依存の副作用があるというのが問題なのであろう。以前と違い処方箋を元に、薬局で薬を出す二重チェックのような機能があっても、そもそも医者が安易に出すのは問題だ。もちろん、患者が過剰の薬物摂取(オーバードール)をしたことにより今回のようなドキュメントとなってしまったのだろうかとも考えさせられてしまった。満員の山手線に乗って3分もしないうちに苦しんでいる様子を見ると、胸を抑えたくなる気持ちだ。リタリンを断つつもりだったのに、結局断ち切れずにいたのをみるのも辛くなった。
最後は入院してオーバードールを断ち退院した。番組もハッピーエンドで終わっていた。それでも胸に引っかかったまま終わってしまった。その原因が何かと考えてみて、書いているうちに思い出した。
昔の見たアニメで主人公の義理の妹が洗脳されて、最後は洗脳を断ったとはいえ、その妹の看病のために主人公は故郷に戻るというラストを見たからなのだろう。話の続きにまた苦しむ生活を想像してしまったのだ。製作者側の意図通りに読めているかも疑わしいけれど、これは自分なりの感想。
