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Animelo Summer Live 2009 -RE:BRIDGE- 2日目感想(その2)

以前と変わらないかそれ以上の長文になったので続きを読む技法を使ってみる。

一昨日の水樹奈々さんのセットリスト

一部で色々と話題になっているけど、あれはあれで良かったんだとは思う。最後の曲『Orchestral Fantasia』が分からないとか言い訳しようにも、ベストアルバム以降のアルバムもチェックはしていたので一度は耳を通していた。
ノンタイだとかアルバム曲だからいけないなんて書いている人もいるみたいだけど、過去には初出場でm.o.v.eがアニメとは関係なく当時の新曲を歌っていたり、昨年のアリプロも『愛と誠』だったり、ネタになってるような気もする茅原さんのノンタイ曲もあるし…。もっとも話題になっているのはトリという位置づけでの楽曲選びで、特定アーティストよりも純粋にアニソンを聴きたいという人達が多く来ていたのも大きかったのかもしれない。ただ、前述したように『Orchestral Fantasia』のイントロが流れた時点では戸惑ったのは確かかな…。それまでが1曲目も含めて最新アルバムに収録していた楽曲でそこでも非難されているが、最新アルバムだけでも行きの電車で聴き直していたので特には驚かない。あと、恐らく例年と違いGACKTがその前のステージでそれまでの他の歌手を喰う勢いでパフォーマンスしていたというのもあり、それともついつい比較してしまう。
そういえば、5年前に神宮軟式野球場で見たときもセットリストの組み方に疑問を持っていたのだから、スレ住人のような反応もわからないこともないのか…。あの時は矢吹プロデュースだった頃だから、今とは楽曲数も全く違うけれど。

音源チェック

色々なアーティストが参加するライブは嫌いではないけれど、それを予習するのが大変なんだよな…。ベストアルバム+最新アルバムandシングルでも楽曲数が多いのに、ファンには知られている楽曲とかをチェックすると更に多くなる。贔屓は1組で知らない人が大半か最近の曲を知らないという状況だったので、余計にチェック量が多かった。
今回の場合だと奥井雅美さんがそのパターンでキングレコード時代のベストアルバム3枚と移籍後のベストアルバム1枚の計4枚で80曲はファンならまだしも知らない曲が大半では一度聴いて大体終わりだったが、最新アルバムはパスしたのに今回は最新アルバムから1曲。FictionJanctionも梶浦由記さんのソロプロジェクトコードなのでサントラを含めて全て聴くのが正しかったんだろうけど、結局はYUUKA名義も含めてボーカル曲のチェックのみで終了。余談だが津田沼TSUTAYAではFJはJ-POPでYUUKAはアニメコーナーの適当な場所に置かれていたりと、困り物だった。
どれからチェックすればいいのかわからないアイマスが追加された時はさすがに焦ったし、CDシリーズさえも区別できずに終わってしまったが…。ニコニコでは評判いいのは事実で動画から入るのが正しいのかもしれないけれど、耳で覚えていきたい人には大変なんだよな…。
もっとも、来月のランティス祭りでのチェックが終わっていないのでこれからはそれを中心にしていくが、レンタルはまだしもCD店にもなさそうな音源をどうやって探せばいいのやら…。過去の貯蓄はあるとはいえ、今回と共通しているのは飛蘭さんだけで色々と大変だ。

妖精帝國

前振りが相変わらず長いが、本題。
出番終了後の余韻に浸ろうとしたらすぐにオーケンが出てきたのでその時には振り返れず振り返ったのはライブがすべて終了してから。以下は、箇条書きでメモに書かれていたことや追記をつらつらと書いてみる。

  • 『霊喰い』からの登場は前の喰零Liveと同じ
  • 「お前たちに言っておきたいことが2つある」
    • 様々なレポを読んで思い出したがオーケンもこのフレーズを使っていたな…
    • 似た人はオーケンというか筋肉少女帯のファンらしきことを過去の日記に書いていた覚えがある
  • 「(一つはアルバムと式典の告知なので省略)」
  • 「諜報部を使って人間界のインターネット〜設定が面倒そうだと書かれていた」
  • 妖精帝國には設定が面倒ではない。設定などない。」
    • 今はわからないがHPは外務局が更新なんて時期もありました
    • 2chスレのことではないかと書かれているが、mixiにもそれっぽいことを書いていた人がいたような気もする
    • そもそも第壱回式典以前でもそういうことを指摘していた人もいた覚えもある
      • 最近のV系でも使わないような世界観云々とかそのサイトには書かれていたような
  • 無理矢理UOを使う人に対しての反応
    • 第弐回*1で「和を乱す者はここから去れ」なんて言っていたりもするので、予想通り
  • 知名度はまだまだではない」
  • 「手を挙げたものは恥ずかしくない。愛すべき臣民たちである。」
  • 「臣民になってもらうために歌う。」
  • 2曲目は個人的に嬉しかった『last moment』
  • 『last moment』よりも『鮮血の誓い』の方が良かったという反応もあるが、『last moment』の方が昔から歌っているしな…
    • 式典用のアレンジなのでCDには収録されていません
    • CDではイントロの鐘の音はありません
    • 04年10月から使用していると聞いたが当時現場に行けなかったのでわからない
    • その前のアレンジはイントロのみのループだがゲームPV*2に使われていました
    • 式典でも最後の曲だったり、似たようなイベントではTLPvol.2*3でも歌っていました


歌唱力云々は元々ボーカルの声の癖が強かったり、声自体が細かったりでマイクに乗せにくいのかはわからないけれど、時々ハウリングしたりでずっと前から改善されていないのも事実なんだよな…。今回のマイナス点もその部分で完全アウェーとまではいかないけれど、大半の人達が知らない状態で歌でどこまで惹きつけられるかを期待していて見ていたのに、その前の喰零Liveの時よりも酷かった。期待値が単純に高かったからという見方もできるが、それを差し引いてもやっぱり良くないし、全てが終わった後に振り返ってもさほどいいとも思えなかった。格上というのは変だけど、今回の場合は似たようなタイプのオーケンGACKTが同日出演だったので余計にそれを痛感した。
「設定などない」という言葉に矛盾するけど、元々は今回のようにそんなに喋る人ではなかったはずなのに単独でやるようになってから、間を持たせるために話術を磨いたのか喋るようになったんだよな…。それが似た人の体調不良やよくわからない発言が重なって、ぐだぐだになったのが第弐回式典。後々一部がDVDに収録されたりもしたが、一度目を通して以降は見ていない。喋らなければTBSアニメフェスのときのように歌に集中できるんだろうけど、逆に喋ることに対してアドリブが効かなくなる。普通のアーティストのように普段は何をしているかとかそういった話題に持って行きにくいので尚更詰まる可能性も高い。それを変えたのが第参回式典*4で、今回もその延長でのトーク。どこで何を悟ったかはわからないけれど、何かしらのきっかけが有ったんだと思う。思うというのは基本的に誰にも伝えようとしないのはわかっているからで、表に感情を中々出そうとしないから。
今回上手くいったのはキャラとのギャップのトークらしいから素直には喜べないが、2年前まで怪しかったことを振り返ると良かったといえば良かったのかな…。耳の肥えた相手には再び通用しない可能性も高いだろうけど、掴みはできていたという所なのかもしれない。そこから惹きつけるというのが難しくて、むしろ逃げられてしまう可能性が高いのも現実。来月のランティス祭りはそれが問題で、野外の場合は屋内以上に声を出す必要があり、声が細い彼女には致命的。順番は当日までわからないが、予習CDを見る限りでは後半メインの頭の位置で椎名へきるさんの後になるらしいので余計に難しい位置。
今回の反省点が来月以降に生かされていればいいのだが、どうなることやら…。交通手段も確保できていないが、これから何とかしよう。
ちなみに妖精帝國はゆい様ばかりが目立つが、作曲担当のキーボード尭葉もいる。一昨日もモニターでしか目立っていなかったような気もするし、元々喋らない。アリプロでいえば片倉さんのような位置づけだと説明すればわかりやすいのかもしれないが、それで正しいのかどうかはわからない。

来年の出場は

ランティス枠がそもそも多く、その多くの常連は決まっている状況では望みは低いかな…。ただライブ前には全く見なかったコラボレーションで見たいなんて書き込みを見ると、また見たいと思っている人がいるだけでも希望はあるのかもしれない。

アリプロとのコラボ

時々話題になっているようなので、何となく書いてみる。
ランティスのA&R担当は同じなのでスタッフという点では問題ないかもしれないが、どういう客層になるのやら。好事家*5は臣民とも全くとは言わないけれど相当違っているだろうし、そもそも次に予定されているランティス祭りでも今回のアニメロライブと同じく、1日目アリプロで2日目妖精帝國なのも全く同じ。アルバムオリジナル楽曲を聴いてみたいので、レーベルの制約がありそうなのも悩み。どこかの小さなライブハウスで見られたらとは以前考えてみたこともあるが、今回のアニメロライブを見ていると集客力があるところでの方が逆に面白いかもしれない。問題は前述したようにアリプロは第2回から毎年出るようなレギュラーであることに対して、妖精帝國は今年追加出演で決まったアーティストで知名度は明らかに劣っているということ。歌唱力云々の差もそうだけど、格はどう考えてもアリカさんの上だしな…。

余談

ライブ全体の感想を書こうとしてもサイリウムネタばかり。

  • 200レベルからもよく見えるサイリウムの遠投は、500レベルから見るともっと酷かったのだろう
  • バラードでUOはよくわかりません
    • 最近の声優ライブでも何でもかんでもUOを折っているとも思えないけれど…
  • 当日になってから探すのなら、もっと前から探せばいいのに
  • サイリウムは燃えるごみなのか燃えないごみなのかわからない
    • 何年振りかに使うと色々と忘れているらしい
  • 5時間半もあるのなら休憩を15分挟むなりで休ませてほしい
    • 複数ステージでやるという手もあるが、その場合は必然的にオールスタンディングになってしまう
    • 今回の出演アーティストだとSuaraさんや近江知江さんはオールスタンディングに向かないし…

最後になりましたが

参加された皆さん、ならびにスタッフの皆さん、お疲れ様でした。また、長文レポを読んで下さった皆さんにも感謝します。