妖精帝國新譜レビュー

以前のように書ける自信はないけれどリハビリついでに書いてみる。Twitterに慣れていると単文を書く練習にはなるけれど、まとまった文章を書けなくなる可能性を秘めている。

gothic lolita agitator

妖精帝國のメジャー3rdアルバムで、通算では7か8枚目のアルバム
インディーズ時代から含めると10年以上前から活動しているので、色々とややこしい部分がある。ここ数年はインディーズ4thアルバム「Stigma」と、メジャーリリース3枚を含めて計4枚とするのが一般的だろうか。リリース経緯が若干特殊なユニットなので書きにくい事が時々ある。

今回のアルバムは「黒神The Animetion」後期EDだった「月光の契り」*1から今年8月に発売された最新シングル「rebellion anthem」まで約1年間のシングル8曲と「fortissimo songs」に収録された2曲の計10曲に加え、アルバムオリジナルの新曲2曲を加えた計12曲を収録している。アルバム発売がほぼ1年半振りと早くなったのは、久々のような気がする。正確には2ndアルバム発売が遅かったという方が正しいのかもしれない。
既存曲については特に語ることが無いが、新曲はバラードと9分を超えるメタルというかプログレらしい1曲だった。後者はどことなくbeatmania IIDXのようなストリングスの使いかたにも思えたけど、元々はゲームミュージックのような曲を多く作るユニットなので納得。来年四月からの東名阪ツアーでも使われると思うが、どの場面で使用するかが気になる所だ。
余談だが配布中のアニカンVol91によれば、メジャーアルバムの冠になっていた「gothic lolita」は終身独裁官になった今回で終了だとか。無理矢理でも今後「gothic lolita」を使いつづけると思っていたので少し残念であるが、今後発売されるだろう4thアルバムに期待する。

特催公式式典“920Putsch” LIVE DVD

2010年9月20日に開催された特催式典のDVDで、ライブ映像を収録した商品は第弐回公式式典の一部を収録したミニアルバム「metanoia」に付属したDVD以来3年振り。
今年に入ってからNHKで放送された「新世紀アニソンSP2」等でライブ映像が出回る事は増えたが、ワンマンライブを完全に収録したのは実は初めて。厳密には完全には収録されていないが、何はともわれ嬉しいことだ。他アーティストにありがちのオーディオコメンテータリーやメイキング映像は収録されていない。あくまでライブ映像のみなのでアーティストの別の素顔を知りたい人向けでは無いことには注意すること。どうしても知りたい人は、アニソンSP2のインタビューを見た方が確実だ。
発売日なのでここに記すが、DVDには隠しトラックが存在する。どこにあるかは触れないけれど、特定方面のファンには嬉しい映像なのは確か。現時点では公式発表されていないので、その目で確認して欲しい。

*1:1曲のみ2ndアルバム収録済