見切り発車中

はてなブログの招待状が届いていた!

第62回ライスボウル観戦記

行きたかった理由は単純に新春スポーツを観戦したかったからという一点。

ライスボウルというのはアメリカンフットボールの社会人代表と大学代表で日本一を決める大会で、毎年1月3日に東京ドーム開催される。アメフト自体は、昨年のスーパーボウルとたまに視聴するNFL程度でしか見たことが無い。国内リーグは全くチェックしたことが無いし、生観戦は初めてどころかテレビ視聴もろくにできていない素人だ。ルールも多少は覚えたつもりだが、曖昧な部分も多々ある。そんな素人によるテキストばかりのレポート。


会場が東京ドームと何度も行った事があるので、特に迷うことは無い。
東京ドーム近くの山下書店では大晦日と元旦に開催されたジャニーズコンサートの本を移動させていたり、後楽園ホールで開催される全日本プロレスや明日東京ドームで開催される新日本プロレスの大会の影響か、プロレス関係の本ばかりが外に出されていた。だから、アメフトの大会を開催している雰囲気なんて全く無かった。
会場入りは、13:30。野球観戦ではいつも2階から入っているのに、今回の入場は3塁側3階で本塁寄り。基本的にマウンドと本塁を見ていれば問題の無い野球ならまだしも、視線が頻繁に変える必要のあるスポーツでの席としては厳しい。毎年同じなんだろうけど、メートルではなくヤード単位でフィールドを形成するアメフトの場合は、本塁の位置にゴールポストを立ててそこから計測しているらしい。


対戦カードは立命館パンサーズ×パナソニック電工インパルス
アメフトは駅伝と違い、西高東低らしい。東京ドームで関西勢同士のカードを見るのも奇妙だったが、立命館OBがチケットを多く買ったのか、1塁側指定席は品切れていた。
ここからはボキャブラリーが無いので、試合に関する印象は箇条書きでまとめてみる。

コイントス

  • 買った席の問題かもしれないが、3階からは見えません

試合の印象

  • 最初は誰がボールを持っているかも把握できなかったが、4Qに入る頃にはボールの位置はある程度わかるようになった
    • とはいえ誰がどのように動くかは何度か見ないと予測できない
  • 攻撃や守備の度に選手を交代するスポーツも新鮮
    • 選手別の特徴がわかると色々と面白いのだろう
    • 選手交代で場内アナウンスも当然無い
  • パナソニック電工は肝心なところでペナルティが多かったな…
    • ペナルティの種類が多く把握できないまま終了したので、今後TV視聴する際に備えてある程度はファウルの種類を覚えること
  • アメリカ人好みのスポーツなのは何となく判った気がする
    • 日本で流行らせようにも野球やサッカー以上に人数が必要なのが厳しいのかな…

チアガール

  • プレーが中断するたびに煽る
    • 顔は双眼鏡を持ってきていないのでわかりません

試合結果

大学側が勝利したのも5年ぶりで、スコアは17-13
残り10秒を切り、最後のタッチダウンを狙うパナソニック電工の攻撃が妙に印象に残ったが、2Qまでで立命館側が押していたからな…。大学生が社会人相手に、23ヤードも走り抜けてタッチダウンはかっこ良かった。

感想

生観戦も面白かったが、サッカーや野球以上にテレビ向きのスポーツなのは納得した。ヤードを奪うラインは当然見えないし、選手のシフトも一方からしか見えない。CMを入れるのも、プレーが中断するたびに入れればいい。頭を使う要素も多いので、囲碁を陣取り合戦を見ている気分にもなれる。複雑な要素が絡んでいるのでルールを覚えるのには時間がかかりそうなのは難点だが、今月からNFLプレーオフが始まるからそれで覚えればいいのかな。NBAのようなアメリカ特有のルールがありそうなのだが…。
考えてみたら、学生スポーツを観戦したのはこれが初めてだった。大学野球箱根駅伝も見る気が起きずに、卒業する前に見られたのは幸運だったのかもしれない。元々学生スポーツに縁の無い大学だから仕方がない部分はあるのだが、大学間で応援するという面白さも垣間見えたような気がする。いずれにしても、学生時代の最後の思い出になりそうで良かった。