金曜日ラルフのクラッシュで、問題となったミシュランタイヤ。
実際、昨日PPを獲得したトゥルーリも走行できるかどうか、気にしていたからな…。
ミシュランユーザーの合同声明を見る限りでは、
FIAの対応以上に、そもそもミシュランが走れないタイヤを製造したという点が、
問題のように思えるんだが。
出走できる可能性もあったそうで、条件を引用してみる。
唯一、現実的な可能性は、13コーナー手前にシケインを設置することであった。それに加え、ミシュランチームが選手権ポイントを獲得することができない、もしくはスターティンググリッド上位に着けないという条件
13コーナーは最終コーナーで、
昨年の決勝レースと今年のフリー走行でラルフがクラッシュした箇所。
オーバルコーナーでシケイン設置も実際には疑問であり、
ポイントを獲得できないことは、釈然としない部分もあるかもしれない。
ただ、9チームが賛成した*1現実を見ると、レースをしてもよかったのではないかと思ってしまう。
そりゃ、8位以内でポイント獲得できるF1で、6台しか出走していないというのは、
条件よりも異常だ。
これに伴い、毎年確実に増加していったミシュランユーザーは、
一部ブリヂストンに乗り換えるだろう。
レストランの格付けと同じように、タイヤの信頼も失っていく…。