ロックバンドの聖地、武道館のステージに立つにあたり、リーダーのHARUNA(Vo, G)は「私たちがバンドをやっているなかで、武道館という場所は夢の一つでもあるので本当に感激です! これがゴールではないけれど今までの集大成のようなライブにしたいですね! 最高の夜にしたいと思います!」と熱い意気込みを語っている。
2012年3月28日(水)東京都 日本武道館
※詳細後日発表
ガールズバンド最速という触れ込みもあるみたいだけど、そもそもガールズバンドで武道館ライブをやったのはプリプリとチャットモンチー、解散ライブでZONEの3組のみだったはず。最近はメジャーデビューで武道館ライブや無料武道館ライブなんて例もあったけど、今回の場合は順調なステップアップでのワンマンライブなのだから凄い。
プロデューサー
この話題にふれているのは、表に出てこないプロデューサーが凄いなと思うからだったりする。ガールズバンドは珍しさで注目されるけれど、その分だけ消費が早くいつの間にか解散している例が多い気がする*1。SCANDALの場合はマネージャーが積極的に表に出ているけれど、その裏で活躍している人達は余り出てこない。エピックが宣伝スタッフ優秀だったからという見方もできるが、宣伝だけで成功しないのはgirl next door*2が示している。
ソニー大好きなアニメタイアップにしても、BLEACHと日五の1月から3月EDしか担当していないのも地味に重要だったりする。DOESのような銀魂一発屋にならなかったし、FLOW*3みたいなアニソン歌手よりもタイアップの多いJ-POP歌手にもならなかったし。アニメ系イベントの出演が多かったのは、一般ファン以外を引き連れる作戦だったのだろうか。それ以外にも畑違いのイベントにも出ていた印象が強いし、同じ方面の客層を拡張するやり方では上手くいかないと割り切っていたんだろうな…。
アニメファンにとっては、新世紀アニソンSP1に出演した時のけいおんEDカバーの方が有名なんだろうとは思うし、実際自分もそれで初めて見た*4。アニメのバイナリで嫌う人が圧倒的に多いカバーだけど、個人的には結構好みだった。MUSIC JAPANを担当している石原プロデューサーの感性は時々わからないように感じるときもあるけど、あの時は何となく魅力を感じていた。実際に見たのはほぼ1年後のANIMAX MUSIX spring 2010だったが。
本人達の頑張りの凄さを感じつつ、これからの彼女たちの活躍を楽しみにしたい。