さいとうゆうきで敗戦したことよりも、永川のデータを出して今シーズンを振り返る木村記者。
MVP候補の抑えの上原は今季、リードした場面で45試合に登板。守りきれなかったのは1試合だけという。では永川はと調べてみると、リードした場面の登板はくしくも同じ45試合。10試合も守りきれなかったことも付け加えるが、これは何と勇気づけられるデータだろうか。
確か今季は惨敗したはずなのに、ストッパー投入で逃げ切りを図ろうとした試合数は巨人と広島は変わらない。試合終盤までは同じ勝つ確率を誇りながら、不安定な永川の代役がいないことで負けたともいえる。極端にチームの総合力が劣っているわけではないのだ。
木村記者がこんなに前向きな記事を書くと思えない…。