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はてなブログの招待状が届いていた!

「推し、燃ゆ」感想

はてなダイアリーの編集モードに未だに慣れない。昔の広い下書きフォームに一生懸命記載してweb日記を書いていたからである。書評ブログの文法を全く知らないので、自分なりに感想を綴る。小説ネタバレをあえて書かない。

主人公は男女混合アイドルグループに所属する男性アイドルを追う女子高生。高校生活の全てを推しに捧げ、学校や家族よりも大切だと想う人が主人公である。男性アイドルを推す人向けの内容なので、女性アイドルを推している人と感情は違うかもしれない。少なからず主人公の書くブログの内容は男性アイドルを推している人のブログに近い。

一歩間違えればストーカーになっていた*1がファンとしてはTOに近い立場である。コロナ禍で現場行く機会減ってTOが成立するかは分からない。

自身もドルヲタ*2に近い人種と自覚しているが、ライブや一部メディアにしか興味なく接触イベには殆ど行かなかった。接触ヲタだと別の感想を持つと思うけど、アイドル物の小説だったので興味深かった。アイドル向けの小説をあまり読んだこと無いのもある。自身も主人公と同い年の頃に声優ヲタやっていたので、人の事を笑えない。主人公のような家庭問題がなかったので、そこは大きく違っていた。

この小説は現役女子大学生が書いていると思うと、自身の高校や大学時代何をやっていたんだろうとふと考えさせられた。今も何をやっているんだろうという感情あるけれど、芥川賞受賞作かつ沼津生まれの作家と聞きKindleで衝動買いをした。自身も何かをやり遂げたいと思う内容だった。

www.kawade.co.jp

*1:ジャニヲタ用語のヤラカシか女性声優ヲタが言う厄介

*2:今はラブライブ関係が主だけど、その前はSKE48で声優に転向した元メンバーを推していた