見切り発車中

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ガンダムAGE以外のアニメ感想を書くのは久々な気がする

ホイットニー・ヒューストンさんの音楽葬中継を見ていたら、丁度6:30だったのでデジモンからゴーカイジャーの最終回まで見てていた。全て初回視聴なので感想も初回を見た気持ちで書いている。仮面ライダーフォーゼを見る意欲が起こらないのは、父が趣味の園芸を見る時間だから。

デジモンクロスウォーズ

玩具展開有りそうなアニメなのに、玩具宣伝が全くなく進行する少年向けアニメにしては異様な展開。カブトボーグのようなアウトオブスタンダードな例は存在するとはいえ、玩具ありきの日曜朝のアニメでやっているのだから興味深い。
話の内容はカードゲームに勝つためにデジモンの力を借りてレアカードを手にいれて強くなっていったが、全国一位になった途端にそのデジモンにレアカードを奪われると同時に力も捨てられる。その強くなりたいという欲望を持つデジモンを相手に主人公が戦い勝った後で、ゲームは強さではなく楽しむことだと伝える少年アニメでは定番の道徳的な展開だった。
カードゲームとはいっても、トレーディングカードゲームではなくモバゲーやGREEのようなSNS課金ゲーム*1を扱っているようだった。レアリティが上がれば上がるほど、強いカードが増えるという展開だったからだ。トレーディングカードゲーム制限カードや禁止カード*2によって出来るだけ平等を保っているのに対し、SNSゲームは課金すればする程強いレアカードが手に入りやすいという印象がある。それを今のTVアニメで放送するのは何かの皮肉なんだろうかと感じると共に、TVゲームよりもカードゲームが流行している*3現実を再確認できた。
ストーリーは面白かったものの場面切り替えや絵の描写で粗さを感じたのが気になった。玩具販売ではなく純粋な少年アニメだからか予算がないのか、東映名物のセル画枚数縛りのような制限があるかはわからない。必殺技を一々表示するのも鬱陶しいのだが、今までの番組構成と同じだろう。あと、高山みなみさんの声を久々に聞いて鬼太郎を思い出す。全話見ていたんだけど、中途半端な形で打ち切られたんだよな…。

バトルスピリッツ 覇王

人気TCGバトルスピリッツシリーズの第四弾のアニメ。名古屋に行った時にダンを見た記憶があるので、シリーズを通じて2年か3年振りの視聴。
戦うデッキはドロー促進デッキvsデッキ破壊デッキと、少しでもTCGを囓った経験あると違和感ある組み合わせ。バトルスピリッツを詳しくわからないが、デッキ破壊が禁止カード扱いになっていない事に驚いた。使用コストやリスクを重くして使いにくくしているんだろうけど、悪用されると問題視される効果。結果としてはある意味予想通り、ドロー促進デッキがドローで山札を減らしたのに加え、山札破壊の効果を大いに受けた影響で山札切れで負け。TCGでも中々見られない光景だったので、珍しさを感じた。
途中から見てもTCGを丁寧に解説していたり、キーカードが出てきたらヤッターマンの如くナレーションがカード効果を説明していたのには好印象を受けた。ロボアニメ同様勢いでカード効果を片付ける事が多いので、丁寧さはファンを増やす上でも大事。戦神丸を思い出すようなカードCGも良かった。もっともアニメの出来が良くても、TCGが売れないと成功と言えないのがこのアニメの一番難しい問題点である。玩具メーカー最大手のバンダイでも遊戯王に勝てないのだから、遊戯王の強さを再確認できる。あと、藤田咲さんを初音ミク以外の演技で聞けたのは新鮮だった。
昔のロボアニメがTCGアニメに変わったと思うと、時代は変わったのだろうか。絵や演出で懐かしさを覚えた。

海賊戦隊ゴーカイジャー

最終回。
特撮はあまり詳しくないが、歴代ヒーロー勢ぞろいを強調していた内容に見えた。次回作特命戦隊ゴーバスターズには吉木りささんが出演するらしいので、色々な意味で注目しよう。

*1:自身は全くやった事無いのでweb上の知識しかない

*2:それらが多すぎるのも問題だが、今回の話題とは別なので省略

*3:作中ではTCGアニメでもないのにメタカードなんて用語が出てきて驚いた